日中の気温が上がってきており、水分摂取が大切な季節になってきました。
夏になってからは、皆さん気にかけていたり、気にかけてくださる方がいたりするんですが、熱中症や脱水症状で体調不良が起き、救急搬送になったりすることが多いのは、実は本格的に暑くなる前の、4月後半~GWあたりだったりします。
まだ暑くないと思って冬の装いのままだったり、
暑さに慣れていない時期でしんどくなってしまったり
ということも原因にあげられます。
今日も来所時にそのような症状の方がおられ、水分摂取を声かけ、こまめな検温など、体調の観察を重点的に行う必要がある方がおられました。
認知症がある方は、目の前に飲み物があっても、
それが飲み物だと理解出来なかったり、
開け方が分からなかったり、
開ける動作が出来なかったり
と、色んなことが想定されます。
その背景を考え、
どのような方法であれば自分で水分摂取することが出来るのか?
どこまでの準備をしていれば自分で水分摂取をすることが出来るのか?
はたまた声かけや介助が必要なのか?
や、
その方の平熱を把握すること
や、
いつもと違った様子や少しの体調不良にも気がつくこと
が出来るように努めております。
ご家族の方や、施設の方と情報共有をしていきながら健康に過ごせるようにサポートをしていけたらと思っていますので、ご自宅や施設でも水分摂取の声掛け、季節に合った洋服や肌着の準備及び着用の声掛け、室内の温度の管理など、
ご協力をよろしくお願いいたします。